JMAGユーザー会2016における当社の事例講演
2016.12.08
12月7日(水)に開催されたJMAGユーザ会2016において、当社と信州大学で共同研究である「鉄道車両用トランスの小型・低騒音化設計」の事例発表の講演を行いました。
タイトル 鉄道車両用トランスの小型・低騒音化設計
発表者 株式会社イチカワ 技術部 佐藤 尚樹
発表の概要
環境負荷の小さい高速鉄道が国際的に注目される中、より省エネで、広く快適な車内空間の実現が強く要望されている。車両用トランスにも省エネ、コンパクト化、低騒音化が要求され、このため高周波特性、熱特性、騒音特性など背反的な特性を両立させる必要があり、従来は多くの試作評価を繰り返して製品化開発を行ってきた。当社では、より効率的な開発を実現するためにJMAGによる設計・試作・試験のCAE化を進めており、特に設計公式では設計が困難な騒音特性の設計実用化を図ってきた。今回は、コア材料、ギャップ構造などの設計パラメーターの違いによる騒音低減化について、JMAGシミュレーション結果をもとにコストを加味した総合評価を行ったので報告する。今後、完全試作レスの実現に向け、データ蓄積とデジタル設計の精緻化を進めていく。
■高周波・低騒音変圧器の開発工程の高度デジタル化技術
発表者 株式会社イチカワ 技術部 佐藤 尚樹
発表の概要
環境負荷の小さい高速鉄道が国際的に注目される中、より省エネで、広く快適な車内空間の実現が強く要望されている。車両用トランスにも省エネ、コンパクト化、低騒音化が要求され、このため高周波特性、熱特性、騒音特性など背反的な特性を両立させる必要があり、従来は多くの試作評価を繰り返して製品化開発を行ってきた。当社では、より効率的な開発を実現するためにJMAGによる設計・試作・試験のCAE化を進めており、特に設計公式では設計が困難な騒音特性の設計実用化を図ってきた。今回は、コア材料、ギャップ構造などの設計パラメーターの違いによる騒音低減化について、JMAGシミュレーション結果をもとにコストを加味した総合評価を行ったので報告する。今後、完全試作レスの実現に向け、データ蓄積とデジタル設計の精緻化を進めていく。
■高周波・低騒音変圧器の開発工程の高度デジタル化技術